「壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。」
イチロー
「逆境には必ずそれよりも大きな報酬の種が隠されているものだ。」
著作家 成功哲学の提唱者
ナポレオン・ヒル
・ホストの帝王 Roland さん
・日本最大級のオンラインサロン創設者 竹花貴騎 さん
・(株)Life Group最高責任者 レぺゼン地球 DJ社長
僕からみたら超人級にすごいこの方々は皆、
1992年生まれ。
そう、僕と同い年です。
対する僕はどうか。
凡人(-)くらいだったらいいのにな。
僕は何者でもない。むしろダメな奴である・・・
何と比べて?とか、それ誰が決めた?とか、
そうなるのを止めているのは何だ?とか、
疑問は多々浮かぶのですが。
一般的には、こう落ち込むことも
あるかと思います。
現に僕がちょっと前までそうでした。
(今でも少し不安がよぎることがありますが。)
『3密を避けてください』
この世紀の号令に向かい風を受けた。
これまでしてきた事業投資は焦げ付き、
良い生活を暫く変えられないまま滑りゆき、
まあまあいい感じに借金をこさえて、今に至った。
本当に、何度も言うけど
当初は死ぬほど愕然としてた。
「自分は幾ら努力しても成功しない命運を
今世与えられたんだな。」
って、派手に落ち込んだ。
朝、天井が薄いモノクロに見えて
鬱屈した気持ちで起きる。
パンなどで軽く腹を満たし、散歩に出る。
陽の光を浴びて少し元気になって
家に戻ると、スマホで連絡を確認する。
スマホいじってるとアプリが気になり、
ひとしきりするとYouTubeで自己啓発系を見て
刹那に高揚する。そこで本を読み耽たりした。
気が付くとどうでもいい動画を見てる。
ふと時計を見ると17時を過ぎ、
外に目をやると、もう暗くなり始めていた。
「また無駄に一日を過ごした。」
そんな取り返しのつかない後悔を忘れるために
酒を飲みに一人街へ繰り出す。それから次第に、
「人生どうにかなる!」
それは途轍もなく根拠のない、
酒任せのなまじポジティブな状態で
しめの飯を食って揚々と家に帰る。
翌日、モノクロの天井をじっと見つめている。
春眠暁を覚えず、2020年、4月。
漢詩の奥深い意味とは裏腹に、
日々、心は荒んでいったんだ。
よかった、本当に良かった。
このタイミングで自分の価値観を満たす
何かに出会えなかったらと考えると・・・
少しゾッっとするんだよね。
今や穏やかな地へ移り住んで多少環境も変わって、
よく考えさせられ、行動も自然とできることが増えて、
そしてみっちゃんがいる。何気ないことが幸せと
気づくことがちゃんと増えた。
それから、
それは枯れ切る寸前だった僕に与えられた突然の
温かなスコールのようなものだった。
僕は零れぬように天を仰いだ。そして、
「もう一度やろう。」
僕はこの逆境の末、禍事に憔悴する今この世の中を元気づける、
そのために、ここからまた自分の仕事を大成していく。
そんな役を受け入れることにしたんだ。
何役なのかは、もう少し固まってから掲げよう。

「僕は皆さんにも言いたいね。リストラされたって、
借金を背負ったってそれは役だと思え。
苦しいけど死んだら終わりだから、本気でその役を生き切れ。
つまり視点を変えれば、気持ちが切り変わるってことなんだ」
矢沢永吉
この夏、一気に永ちゃんのファンになったんだ。
(参照:矢沢永吉 35億)