「あなたが転んでしまったことに興味はない、
そこから立ち上がることに関心があるのだ。」
今の私に言われているような、
そんなタイミングでこの言葉に出会った。
アメリカが奴隷制度の是非において二分化した
南北戦争時代に、人民の未来を託され、
奴隷解放の信念を貫いた人の言葉です。
そうです、
アメリカ合衆国16代大統領
エイブラハム・リンカーンです。

これは人生のメンターになる、
素晴らしい言葉だな~と思いました。
それからね、リンカーンの大統領時代の
生涯を描いた映画があることを知って、
即刻DVDを買ったんよね。
さて、僕がいる“今、ここ”この生活は、
望んでたものとはかなり違うけど、
最近は学んでいること、得ていることが
本当に多いと思っている。
どんなことに考え付いたり、
それに納得できたのかはこんな感じかな。
◆格好付けることを捨てたら楽になった
自分が全知全能みたいな振る舞いをするから、
自分では手に負えなかったり分からないことが
あると余計に慌てたり、状況や人に対して
悪態ついてたけど、
程よく適当になったから、今はすごく楽。
「別に特別優れてなんかいなから、分らないから教えて。」
これが非常に素直な気持ちで肚(はら)落ちして
言えるようになったんだ。
聞くが一時の恥ではない、何かが分かる、一時の喜びだよね。
◆失敗や格好悪いことしてきた人が、後になって
かっこよく見えたり、すごいと感じるということ。
アインシュタインは得意な事以外はまるで
ダメだったみたいだし、
徳川家康は勝ちとタカを括って二回も死にかけてるとか。
超ビッグと言われてる今の芸能人の方々は
大体いろんな理由でデカい借金抱えた経験があるっていうし。
僕もきっと、これでいいんだって今のところ思えてる。
◆お金だけじゃ何も得られなかった
心だけが本当に満たされてなかった。
業績、上司、周りの人の顔色伺うくせに、
外出たら交流会とかで偉ぶってたし、
自分以外の殆どの人を何かとすぐ蔑んだ。
豊かな考え方が非常にできてなかった。
いいモノも、いい女(表現すみません。)も
カネさえあれば手に入ると意気ってたけど、
全っっっ然ダメダメだった!!
その辺の話はちょっと面白いのあるんだけど、
ここでは割愛しておくね・・・。
◆みっちゃん
2019年末
数奇な出来事から彼女に出会った。
時間を共にしているうちに、
支えたいし支えられたいと思った。
かつての僕だったら、何かと格好付けて
生きているだろう、その筈だった。
可笑しなことに殆ど素直な自分でいられている。
見返りない愛情を注ぐ尊さというか、
生きる上でこれ以上の意味がなくてもいい。
だから今、実は一緒に暮らしているんだ。
(いつか暮らしぶりを少し紹介するかなあ。)
まとめると、きっとこういうことだと思う。
【育成概要】
いっぺんに人生の事なんざ
まるで理解できっこないセンマだから、
まずは少しお金持ちになってみて
お金のこと、それがあることについて学んでもらう。
次はお金がないけど、そんなものがなくても、
心なんていくらでも幸せにできることを知ってもらう。
そして、
両方揃ってきたとき、またいろんなカリキュラムが
用意されているんだろうねえ。
まったくもって、ご丁寧な神様だよ。
